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2019.12.10エクセル

【エクセルで使えるキー解説】BackSpace・Delete・Escキーの使い方

目次

BackSpace・Delete・Escキーを使いこなしてエクセル作業効率UP!

エクセルセミナー中、受講者さんの操作を拝見していると、
「初歩的なことを知らずにエクセルを使っている方」
が案外多いなあ、と思うことがあります。

とりわけよく目につくのが、
・BackSpace
・Delete
・Esc
の3つのキーをうまく使えていない、というケースです。

今日は、エクセルにおける3つのキーの使い方について解説します。

初歩的であるがゆえに、しっかりと説明を聞いたことがないまま今に至る方もいらっしゃることでしょう。
とはいえ今さら人に聞くのも気が引けるし……。

そんな方のために、この記事が役立ちましたら幸いです。

BackSpaceとDeleteキーの使い方

BackSpace(バックスペース)とDelete(デリート)キー。
エクセル以外でも、PC操作中には頻繁に使うキーですよね。

どちらも入力した内容を消してくれるキーですが、エクセル操作において、この2つのキーをどう使い分けるかご存知でしょうか?

「好きな方、押しやすい方を選ぶ」ではありませんよ。
実は、ちゃんと違いがあるんです。

まずは、基本を抑えておきましょう。

BackSpaceキーは、カーソルの位置よりも前、つまり左側の文字を消してくれます。
一方のDeleteキーは、カーソルの位置よりも後ろ、つまり右側の文字を消してくれます。
ここの違いは大丈夫でしょうか?

エクセルのセルを1箇所選択し、セルの内容を削除したいときであれば、どちらのキーを使っていただいてもさほど違いはありません。
しかし、複数セルの内容を一度に削除したいときにはDeleteキーを使いましょう。
BackSpaceキーではありません。

普段、文字の削除にBackSpaceキーを使っている方は、ときどきこの点で混乱してしまうようです。
「複数セルの削除はDeleteキー」と覚えておきましょう。

Escキーの使い方

キーボードの左上に位置するEsc(エスケープ)キーは、今やっている作業のキャンセルに使います。
とても便利なキーですが、実は、Escを知らない方って案外多いんです。

たとえば、エクセルでの文字入力中、入力を中断して作業をキャンセルしたいとき。
エクセルの書式設定を開いたけど、特に何も触らずキャンセルしたいとき。
人が作った計算式を見ている途中、誤ってどこかをクリックしてしまい、計算式が変わってしまったときにもEscキーが使えます。

この3つの基本的なキーの役割をしっかりと理解し、使いこなすことができれば、エクセル作業をよりスムーズに進められるようになりますよ。