人も物事も、時代の移り変わりに合わせて、徐々に姿を変えていきます。
働き方だって同じです。
通信技術が発達した現代では、従来のような、
・全員が
・同じ時間に
・同じ場所に出社する
という当たり前の構図が変わりつつあります。
今回は、そんな時代で求められる人材についてお話します。
「自由な働き方ができる土壌」が整いつつある現代
「時差Biz」という働き方
「時差Biz」という言葉をご存知でしょうか?
東京都が推奨している働き方改革のひとつで、通勤時間をずらすことにより、満員電車の混雑を緩和しようという試みです。
満員電車によるイライラの解消はもちろん、
・早め出勤/早め退勤
・遅め出勤/遅め退勤
といった働き方を選択し、家族との時間を設けたり趣味に費やす時間を確保したりと、プライベートの充実にも期待がなされています。
「テレワーク」という働き方
また、最近では「テレワーク」という働き方も世間に浸透しつつあります。
テレワークとは「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語で、本社オフィスではなく、自宅やサテライトオフィスなどで業務を行う働き方を指します。
テレワークを活用すれば、場所に捉われることなく自由に働けるため、
・出産・育児や介護にともなう離職を軽減
・IターンやUターンニーズにも柔軟に応えられる
など、企業・従業員双方にとって大きなメリットが生まれます。
その業務に関わる人たちが、物理的に同じ場所に集まり、決められた時間の中で仕事する……
そんな”当たり前の考え方”に捉われることなく、自由に働ける。
ようやく、そんな時代になってきましたね。
自由な時代にこそ個人の実務力が求められる
時差Bizやテレワークの浸透により、自由な働き方ができるようになった現代。
そんな時代に必要なこと、企業から求められることは何だと思いますか?
それは、確かな「実務力」です。
実務力のある"自立した人材"が求められる時代
何人ものスタッフが同じオフィス内で働いている環境下であれば、不明点や困ったことが発生しても、すぐに誰かに訊くことができます。
しかし、個人個人がそれぞれの場所で、それぞれの裁量で働くようになると、なかなかそうもいきません。
誰かに頼ったり、訊いたりしてばかりではいられなくなるのです。
実務力がないと、効率よく仕事をこなすことができません。
なかでも、毎日の資料作りに欠かせないエクセルスキルは、現代を生き抜くための必須スキル。
いつも私がお伝えしている「ビジネスエクセル力」が、これからの時代には必要不可欠なのです。
新しい時代でも活躍できる人材になるために
やりたいことに合わせて適切な関数・機能を取捨選択し、最短で作業を完了させられる人物。
そんな人材が、「自由な働き方」の未来を切り拓いていくのです。
そうした、これからの時代で活躍できる人材を目指すには、
・基礎力
・応用力
・可視化力
をバランスよく身に着けていることが必須条件です。
私達も、皆さんのスキルアップをお手伝いできるよう、これからも情報提供や有意義なセミナー開催を続けていきたいと思います。