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2019.07.30エクセル

セミナーを最大活用!学んだことを確実に身に付ける秘訣とは

世の中に無数に存在している「セミナー」。

私たちも、エクセルの基礎力向上・スキルアップなどを目的とした各種セミナー(詳細はこちら)を開催しておりますが、せっかくセミナーを受講しても、しばらくするとすっかりその内容を忘れてしまっていた……。そんな経験はありませんか?

受講直後は、しっかりと内容を覚えていたはず。
だけど、時間が経つにつれて記憶が薄れてしまい、気付けばほとんどの内容を忘れてしまう。
慌てて受講時にとったノートを見直してみても、いまいち内容が把握できない。

こんな経験が、実は私にも数多くあります。

 

こうした忘却は、決して「物覚えが悪いせい」ではありません。
人間の脳の仕組み上、ある程度仕方がないことなんです。

しかし、せっかくセミナーで学んだ内容は、いつまでも覚えておいてフルに活用したいですよね。

私も、意欲的に学んでくださるセミナー受講者のみなさんの姿を見ていると、今日のこの経験が今後も長く役立ってほしいと強く思います。

そこで今回は、一度学んだことを確実に身に付けるための秘訣をご紹介します。

 

人はせっかく覚えたことも1日後には7割近く忘れてしまう


突然ですが、「エビングハウスの忘却曲線」をご存知でしょうか。

ドイツの有名な心理学者、ヘルマン・エビングハウスが提唱した説で、「無意味な音節を記憶し、時間の経過とともにどれだけ忘れるかを数値化する」という研究が元になっています。

その結果、
・20分後には42%忘れる
・1日後には66%忘れる
・6日後には75%忘れる
・1ヶ月後には79%忘れる
ということが分かった、というのです。



もっとも、これはあくまで「無意味な音節」を記憶しての実験ですので、興味のあることや、それに関連付けて覚えたことなどはもっと覚えているそうです。

しかし、忘却率が低くなるだけで、学んだことを少しずつ忘れていってしまうことに変わりはありません。

 

かといって、「だったら仕方ない」と諦めてしまうのは、あまりにもったいないですよね。

そこで、忘れることなく記憶を定着させる方法についても調べてみました。

 

最大のポイントは復習するタイミングにあり!記憶を定着させる復習術とは


きっとみなさんも、学生時代に英単語を何度も復習したり、授業内容をテスト前に復習したりして、記憶の定着に努めたことでしょう。

記憶の定着に「復習」が有効なことは、誰もが経験として知っていることです。
しかし本当に重要なのは、その復習をする「タイミング」にあったのです。

 

エビングハウスの忘却曲線によると、人は、せっかく覚えたこともたった一日で大半を忘れてしまいます。

ですので、忘れてしまう前、つまり24時間以内に復習することが肝要です。

復習にかける時間は10分程度で構いません。これだけで、記憶率を100%に戻すことができます。

続いての復習タイミングは1週間以内。
復習した内容が少し薄れてきたところで、もう一度5分ほどの復習を行いましょう。すると、記憶率は再び100%まで回復します。

その次の復習タイミングは1ヶ月以内。
今度は、わずか2~4分程度の時間で記憶率を100%まで回復させることができます。

 

このように、3回の復習タイミングを押さえておけば、たとえ1ヶ月後であっても高い確率で記憶を定着させておくことができます。

何もせずにいると、8割方忘れてしまっているわけですから、これは大きな違いですよね。

 

この復習方法を活用し、ぜひ、セミナーで得た知識を存分にご活用ください。

 

いつまでも覚えておきたい!エクセルの関数演習セミナー


私たちが提供しているエクセルの関数演習セミナーでは、実際にエクセルファイルを作成しながら関数の使い方を学んでいただきます。

実務資料を使いますので、実際の仕事内容に近い形で演習いただくことができますよ。

エクセル関数演習セミナー
~事例を演習し応用力を身に付ける~

演習対象となる関数はこちら:JIS、ASC、TRIM、SUBSTITUTE、IF、COUNTIF、SUMIF、VLOOKUP、SUBTOTAL、TEXT関数

 

ぜひこちらのセミナーを受講いただき、すぐに仕事に活かせる応用力を身に付けていただいたうえで、記憶定着に役立つ復習方法をご実践ください。

きっと、日々の業務効率が大幅に改善されますよ。